体に良い砂糖「黒糖」|栄養をたくさん摂りたいなら「黒糖」が1番|黒糖の健康効果について

体に良い砂糖
栄養価なら「黒糖」が1番
「こんなにあったの!」黒糖の健康効果

体にいい砂糖「黒糖」

S博士

砂糖の中で1番栄養価が高いのはなんだと思いますか?

前回体のに良い砂糖についての記事を書きました。(体にいい砂糖の記事はこちら
「きび砂糖」「粗糖」「三温糖」「ブラウンシュガー」「角砂糖」「氷砂糖」などいろいろありますが
さとうきび系の中で1番栄養栄養価が高いものってなんだと思いますか?

S博士

実は「黒糖」なんです。

なんと
さとうきびの栄養素が全て含まれています

砂糖の種類は2つ

砂糖には2つの種類があります。
①含蜜糖(がんみつとう
②分蜜糖(ぶんみつとう
です。

含蜜糖
さとうきびの全成分をそのまま煮詰めたものです。
ミネラルなどの栄養素原料から除去されることなく豊富に含まれていす。

分蜜糖
工場で遠心分離機などを使い絞り汁から糖蜜を分離したものです。
こちらは糖蜜を分離する工程でミネラルなどの栄養素が取り除かれます

つまり
栄養を多く摂りたいなら、含蜜糖を選ぶと良いということです。

砂糖の工程にはどんなものがありますか?の図
砂糖には2つの種類
①含蜜糖(がんみつとう)
②分蜜糖(ぶんみつとう)
黒糖
和三盆糖
粗糖
黒糖の健康効果
黒糖の栄養の証明

含蜜糖ってどんなのがある?

含蜜糖は

  • 黒糖
  • 和三盆糖
  • 紅糖

などがあります。

上記でも説明した通り、絞り汁を煮沸、煮詰めて濃縮させそれ以外の加工をせず製品にしたもので
コクや渋みがそのまま残っていますが
なんとサトウキビの成分、栄養(ビタミン・ミネラル)がそのままです。

栄養面で砂糖を選ぶのであれば黒糖がベストと言えそうです。

黒糖の健康効果

黒糖のもつ健康効果をご紹介します。

美肌

黒糖には、多くのスキンケア化粧品にも採用されている天然のオリゴ糖「ラフィノース」が含まれています。

ラフィノースは肌のバリア機能を改善する効果紫外線などのダメージを受けにくくする効果の有効性が認められています。

大手メーカーによる研究では、ラフィノースを配合した化粧水を使用した場合と使用しなかった場合の比較が行われました。この結果、配合する側の化粧品を使用したグループには、テスト開始から3~6日の間までに、明らかな経皮水分蒸発量の減少が見られています。
つまり肌の水分量を増加させる肌をウルウルにする効果が期待できます。

黒糖の原料となるサトウキビの農家さんは、シミやそばかすがほとんどなくとても肌がキレイな方が多いそうです。

むくみ解消

黒糖100gに含まれるカリウムは1,100mg
上白糖の550倍です。
カリウムにはナトリウムを体の外に排出する作用がある為、むくみを解消する効果があります。

骨や歯を丈夫に

黒糖100gに含まれるカルシウムは240mg
白砂糖の240倍です。
カルシウムは骨や歯を丈夫にする効果が期待できます。
他にもカルシウムには、血液を凝固させて出血を抑える、心筋の収縮を促す、筋肉の興奮を抑えるといった効果もあります。

整腸作用

黒糖には天然オリゴ糖が含まれています。
大腸に届いたオリゴ糖は、ビフィズス菌のエサとなってビフィズス菌を増やします。ビフィズス菌は、腸内環境を整える善玉菌として有名ですね。このビフィズス菌(善玉菌)を活発にする為、腸内環境の改善に効果的です

脳にすぐ届くエネルギー

仕事や勉強で脳が疲れて集中力が切れたとき、強い味方となるのが黒糖です。
脳のエネルギーになるのはブドウ糖ですが、パンやご飯などは食べたものがブドウ糖に分解されエネルギーとなるには時間がかかります。
しかし、黒糖は、消化酵素によって、素早くブドウ糖と果糖に分解されます。
さらに、黒糖にはブドウ糖をエネルギーに変えるのに必要不可欠なビタミンB1とナイアシンも一緒に含まれています。

つまり、黒糖は脳に短時間でエネルギーが届きますエネルギーに変換される速度は食べ物の中でトップクラスです。運動前や疲労した時お勧めです。また頭を酷使する人に、黒糖は最適なおやつといえるでしょう。
レッドブル翼を授けるというCMが有名ですが。黒糖が翼を授けるかもしれません。笑

なんちゃって黒糖に気をつけて!

実は黒糖と売られていつものには
なんちゃって黒糖も含まれます。

ほとんど加工されない、サトウキビの全成分が含まれる黒糖は実は少ないので気をつけてください。

実は黒糖には三種類あります

①黒糖
②加工黒糖
③加工糖

黒糖は黒糖100%
加工黒糖見た目は黒糖ですが、、、なんと黒糖は5%以上入っていれば加工黒糖と表記できるそうです。
ということは栄養満点の黒糖は5%しか含まれていないということもあるかもしれません。
加工糖にいたっては、見た目は黒糖でも黒糖が含まれていません

味で選ぶならどれでもいいと思います。実際に加工黒糖や加工糖もそれぞれの企業が一生懸命作ったものですし、美味しいものはたくさんあります。
しかし、もし栄養で選ぶならこれらのことに注目して黒糖100%を選ばれることをお勧めします。

見るところは2つ
①名称
②原材料名

です。
健康効果を期待して購入して
見た目が黒糖でも黒糖の栄養が含まれていないものを買ってしまったら本末転倒です。白砂糖と同じになってしまうかもしれません…
この2つを確認すると栄養価の高い黒糖を失敗することなくゲットすることができます。

黒糖の選び方
黒糖
加工黒糖
加工等
の違い
黒糖の違いの図
黒糖の栄養

ここ記事でいう本物の黒糖の場合は
原材料はさとうきびのみです。

裏を見れば簡単にわかるので、皆さんもぜひチェックしてみてください。

粗糖もナチュラルで健康にいいって聞いたけど?

粗糖の栄養
粗糖の健康効果
粗糖の栄養の図

「粗糖もナチュラルで健康にいいって聞いたけど?」
そうお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

上の表の通り確かに分蜜糖グループの中では1番ナチュラルです。

しかし加工が加えられているので
サトウキビ本来のミネラルやビタミンは取り除かれています。

お菓子作りや煮物料理など
黒糖の独特の苦味や風味を求めていない時ってありますよね。

その時は粗糖がお勧めです。

まとめ【栄養面で砂糖を選ぶなら黒糖が1番】

黒糖の栄養効果
黒糖の栄養の図
含蜜糖
黒糖の栄養

砂糖には2種類ある。
含蜜糖と分蜜等

栄養面で砂糖を選ぶなら「黒糖」がベスト

黒糖には3種ある。
名称:黒糖 原材料名:サトウキビ
をチェックすると間違いなくゲットできる

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

当院は「一生健康に」をコンセプトにこのような健康に役立つ知恵も発信しています。
前回の体に良い砂糖の記事が想像以上に好評だった為、砂糖第二弾として砂糖を深掘りしてみました。

整体院でここまで砂糖について詳しく語っている院は他にはないと思います。

皆様の健康のお役にたてたら嬉しいです。
健康は幸せの土台となる財産です。

体に良い砂糖についての記事はこちら

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