「歩くと疲れる」その原因は歩き方かも?【正しい歩き方は〇〇な歩き方】図を用いて解説|
歩くとすぐ疲れる
歩くとすぐ疲れてしまいませんか?
「なんであの子は長く歩いても平気なの?」と感じたことがあったり
「私の体力が無さすぎるのかな?」と自分を責めたり
「疲れやすいのは病気?」と心配になられる方もいらっしゃいます。
安心してください。多くの場合歩き方のコツを押さえているかどうかの違いです。
どんなにマッチョでも歩くのがすぐ疲れる方もいますし
細身の方でも何時間も歩くのは苦じゃないという方もいます。
その証拠として、マラソン選手はみんな細身ではありませんか?
楽に歩くようになる為に、ジムに行って筋トレをする必要はありません。
まずこれを聞いて安心した方もいるのではないでしょうか。
「ではどうしたら良いの?」
それでは疲れにくい歩き方を解説していきます。
すぐに疲れる歩き方
まず、すぐに疲れてしまう歩き方の特徴を紹介します。
ポイントは足跡になります。
歩くとすぐ疲れる歩き方1つ目は
足跡が真ん中の一直線から離れている歩き方です。
実はこの歩き方は…
膝や腰への過度に負担がかかる歩き方です。
膝の痛みや腰痛引き起こしたり
姿勢の悪化、O脚の悪化等の原因にもなります。
通称「ガニ股」と言われます。
実際この歩き方はO脚の患者様にとても多く、
膝の痛みを訴える方も少なくありません。
あからさまなガニ股でなくても
隠れガニ股の方も少なくありません。
ぜひ今。床に一直線があると思って歩いてみてください。
貴方の歩き方はいかがでしたか?
ガニ股は将来の膝の痛みのリスクを増加させます。
ご自身の健康の為、歩くのが疲れない為に、改善しましょう。
すぐ疲れる歩き方2つ目はは
一直線に足が被る歩き方です。
この歩き方は内股になる傾向があります。
内股は外反母趾、内反小趾の原因になります。
また足首や足裏に必要以上に負荷が掛かるので
「足の裏が疲れた〜」という感覚の疲れ方をします。
実は歩くのが苦ではない方は裸足でもサンダルでもスニーカーと同じように長い時間歩けます。
「靴にクッションがないと無理!」
など足裏にこだわったりする方、足の裏に疲れを感じたことのある方は隠れ内股の危険があります。
貴方の歩き方は当てはまりましたか?
内股は骨盤や膝関節が捻れ、変形し、将来的に骨格が歪みを引き起こす可能性があります。
内股はすぐに疲れる歩き方であり
将来は骨格が変形して膝が痛くなりと
良い歩き方ではありせん。
今すぐ改善しましょう。
疲れない歩き方・正しい歩き方
最後に正しい歩き方をご紹介します。
この図は
非常に綺麗な歩き方の足跡です。
疲れにくい歩き方♬
- まず地面に一直線の線がある事を想像してください。
- その線を踏まずに歩きます。
たったこれだけ!
「え!簡単!!!」と思われる方もいらっしゃいます。
実際に歩いてみて自分の足跡はどうなっていますか?
ぜひ試してみてください。
骨盤、膝、あし裏が正しい位置になり
最も負担が少ない歩き方になります。
歩くと死亡のリスクが下がる
疲れない歩き方を手に入れたら、なんと寿命も伸びるかもしれません。
「1日の歩数が多いほど、健康への効果は高い」という研究があります。
ポーランドのウッジ医科大学と米ジョンズ・ホプキンス大学医学部による共同研究が、学術誌「欧州予防心臓病医学」に掲載されました。
そこには世界各地の22万6000人分のデータを分析した結果
「あらゆる原因による早期死亡のリスクを下げ始める効果が、1日4000歩から得られる」と発表されました。
この研究によると、
- あらゆる原因による早期死亡のリスクを下げ始める効果が、1日4000歩から得られる。
- 1日の歩数が多ければ多いほど健康への効果は高い。
- 1日当たり4000歩から2万歩まで、1000歩増えるごとに、早期死亡のリスクは15%ずつ下がる。
そうです。
住む場所に関わらず、あらゆるジェンダーと年齢層に、歩行による健康維持への効果がみられました。
1日100歩程しか歩かない人と
1日2万歩歩く人では
寿命に大きな差が出そうですね。
まとめ
本日は正しい歩き方は足跡に注目するとわかりやすいという事かわかりました。
すぐ疲れない歩き方を手に入れると
疲れにくくなり長く快適に歩けるようになるだけでなく
健康寿命も手に入れられるという
一石二鳥ですね。
正しい歩き方を手に入れて、毎日を楽しく過ごしましょう。
この記事を書いた人
骨格矯正Skeletal Adjustment南青山
南青山に12年。療術歴27年のベテラン先生が一人一人丁寧に担当。「施術後体が軽くなる」と評判の整体院。
姿勢矯正・O脚矯正・整体・身長伸ばしが得意